MacBook Proを買うとき、かなり悩むのがSSD容量。
自分も1TBや2TBにするか考えましたが、容量を増やすと一気に価格が上がります。
しかも以前使っていたM1 Mac miniは1TB。それでも普通に足りませんでした。
「じゃあ高いお金を出して1TBにしても、結局また足りなくなるよね……」
ということで、今回のMacBook Proは512GBを選択して、外付けSSDで容量を賄おうと思いました。
結論から言うと、写真や動画を扱う自分には512GBだけでは足りません。ただし、外付けSSDを常設する前提なら、512GBモデルでもかなり快適に使えています。
ただ、外付けSSDってMacBookと一緒に持ち運ぶとケーブルでぶら下がってめちゃくちゃ邪魔なんですよね。
そこで色々試した結果……
MagSafe対応SSDをMacBook Proの背面にくっつける方法にたどり着きました!
これがかなり快適。
転送速度も十分速く、Z8のRAW現像や4K動画編集でも今のところストレスなく使えています。
この記事では、この構成にたどり着くまでの試行錯誤と、実際に使っている製品、使ってみて感じたメリット・気になるところをまとめます!
M5 MacBook Pro本体の詳しい使用感は、実機レビューの記事で紹介しています。
MacBook ProのSSDを512GBにした理由
今回MacBook Proを買うとき、SSD容量はかなり悩みました。
候補としては512GB、1TB、2TBあたり。
ただ、以前使っていたM1 Mac miniは1TBだったんですが、それでも普通に足りなかったんですよね。
写真や動画をたくさん扱っていると、1TBって意外とあっという間です。
特にZ8やD850で撮影したRAWファイルや、4K動画の素材を保存していると、どんどん容量を使っていきます。
じゃあMacBook Proを1TBにすればいいかというと、それでも結局また足りなくなる気がする。
さらに2TBまで増やすと、今度は価格が一気に上がってしまいます……。
「どうせ1TBでも足りないなら、高いお金を出して内蔵SSDを増やすより、外付けで増やした方が良くない?」
と思って、今回は512GBで割り切ることにしました。
もちろん内蔵SSDだけで全部完結できるのが一番楽です。
でも自分の場合は、写真や動画の素材を大量に持つ前提なので、結局どこかで外部ストレージは必要になります。
それなら最初から、
内蔵SSDはOSやアプリ用。写真や動画は外付けSSD。
という使い分けにした方が、自分には合っているかなーと思いました。
結果的には、この判断でかなり満足しています!
最初に考えたのはMacBook Pro専用SDカード
外付けSSDを使う前に、最初に考えていたのがMacBook Pro専用のSDカードです。
MacBook ProにはSDカードスロットがあるので、そこに挿しっぱなしにできる専用品を使えばかなりスマートだなーと思っていました。
実際、トランセンドからMacBook Proにぴったり収まるタイプのSDカードが出ていて、見た目もかなりスッキリしています。
これなら外付けSSDみたいにケーブルが増えることもないし、持ち運びもしやすい。
かなり理想的に見えました。
ただ、調べてみると気になるところもありました。
まず容量が最大1TB。
自分の場合、もともと1TBでは足りないと感じていたので、ここは少し物足りません……。
さらに転送速度は最大読込95MB/s、最大書込75MB/s。
写真の保存用としては使えなくはないですが、Z8のRAW現像や4K動画編集用の作業ストレージとして考えると、さすがにちょっと遅いかなーと感じました。
しかも、この容量と速度を考えると価格も結構高め。
「見た目はめちゃくちゃ良いんだけど、性能と価格のバランスがなー……」
ということで、一旦この案は見送ることにしました。
外付けSSDなら速くて大容量。でも持ち運ぶと邪魔
そこで次に考えたのが外付けSSDです。
もともと1TBの外付けSSDは持っていたんですが、最近たまに認識しないことがあって、そろそろ買い替えようかなーと思っていました。
外付けSSDなら容量も増やしやすいし、転送速度もSDカードより圧倒的に速い。
写真や4K動画の編集用として使うなら、やっぱりこっちの方が現実的です。
ただ、ひとつ大きな問題があります。
MacBookと一緒に持ち運ぶと、SSDがケーブルでぶら下がってめちゃくちゃ邪魔。
机の上で使うだけならそこまで問題ないんですが、MacBookをリビングや寝室に持っていくたびにSSDも一緒に持って、ケーブルもぶら下げて……となると、正直かなり面倒です。
そんな感じで色々SSDを探していたときに、ちょっと面白い製品を見つけました。
なんとMagSafe対応の外付けSSDです!
本来はiPhoneに磁力でくっつけて使うことを想定した製品なんですが、これを見た瞬間、
「これ、MacBookの背面に付けられたらめちゃくちゃ便利なのでは!?」
と思いました。
ここから今回のちょっと変わったSSD構成が始まりました(笑)
MacBook Proのディスプレイ背面をMagSafeアクセサリ対応にしてみた

ここでいう「MagSafeアクセサリ対応」は充電機能ではなく、磁力でSSDを着脱できるようにするという意味です。
MagSafe対応の外付けSSDを見つけたものの、当然そのままではMacBook Proの背面にはくっつきません。
そこで、
「MacBook側もMagSafeっぽくできるものないかな?」
と探してみたところ、ちょうど良さそうなものを発見しました。

それが、MacBookの背面などに貼り付けてMagSafe対応アクセサリを使えるようにするパッドです。
本来はiPhoneを鏡や冷蔵庫、ノートPCの背面などにくっつける用途を想定した製品なんですが、今回はこれをMacBook Proのディスプレイ裏に貼り付けて使っています。
このパッドが結構よくできていて、よくある両面テープみたいに「一度貼ったら終わり」というタイプではありません。
粘着性の高い素材でかなりしっかり固定されるんですが、外して位置を調整することもできます。
しかも汚れを落とせば繰り返し使えるので、
「ちょっと位置ズレたなー」
と思ってもやり直しやすいです。
実際に使っていても、MacBook Proの背面側でパッド自体がズレることはほぼありません(約2か月使っていますが、今のところ自然に外れたことはありません)。
ここまではかなり理想通り。
「よし、これでSSDを背面に付けられる!」
と思ったんですが……
実はここから一回失敗します(笑)
普通のUSB-Cケーブルではうまくいかなかった
MagSafe対応SSDをMacBook Proの背面にくっつけるところまでは、かなり良い感じでした。
「これで完成でしょ!」
と思って、あとはUSB-CケーブルでMacBook ProとSSDをつなぐだけ。
……だったんですが、ここで問題発生。
高速転送に対応したUSB-Cケーブルって、結構しっかりしていて少し固いんですよね。
短いケーブルを使っても、思ったように曲がってくれません。
最初はSSDをディスプレイの横寄りに付けてケーブルを接続してみたんですが、これが全然ダメでした。
ケーブルが邪魔になって、ディスプレイがうまく開かない……。
「これはさすがに使いづらいなー」
となって、一旦この構成は諦めかけました。



でも後日、やっぱりどうにかならないかなーと思ってUSB-Cケーブルを色々見ていたときに、
「HDMIケーブルなんかはコネクタがL字型のものがあるけど、USB-Cにもないかな?」
と思って探してみたところ……
まさに理想的な延長ケーブルを発見!


L字型の薄型USB-C延長ケーブルなら、コネクタ部分が横に飛び出しにくいので、ディスプレイの開閉にも干渉しにくそうです。
早速買って試してみたところ……
これがピッタリでした!

画面も普通に開閉できるし、ケーブルもかなりスッキリ。
ようやく「これだ!」という完成形になりました。
外付けSSDはどれくらい速い?

見た目がよく、持ち運びやすくても、外付けSSDとして遅かったら意味がありません。
ということで、実際にBlackmagic Disk Speed Testで速度を測ってみました。
結果は、

- 書き込み:約3,500MB/s
- 読み込み:約2,800MB/s
でした。
もちろんMacBook Proの内蔵SSDには及びません(内蔵SSD、速すぎる!)。
でも、自分の使い方では十分すぎる速度です。
Z8やD850で撮影したRAWファイルをLightroomで現像したり、Premiere Proで4K動画を編集したりしていますが、今のところSSDの速度が原因でストレスを感じたことはありません。
4K動画のプレビューも普通にスムーズですし、RAW現像も快適。
「外付けSSDだから遅いんじゃない?」と少し心配していましたが、実際に使ってみると全然そんなことはありませんでした。
自分みたいに写真や動画の編集用ストレージとして使うなら、かなり実用的だと思います!
写真・4K動画編集用の作業ストレージとして使っています
この2TBの外付けSSDには、主に写真や動画の素材を入れています。
自分の場合は、
- 内蔵SSD 512GB:macOSやアプリ
- 外付けSSD 2TB:Z8やD850のRAW、動画素材、書き出しファイル
- 外付けHDD:完成したデータのバックアップ
という感じで使い分けています。
つまり、この2TB SSDは長期保存用というより、LightroomやPremiere Proで編集するための作業用ストレージですね。
写真や動画って、とにかく容量を使います。
特にZ8のRAWや4K動画を扱っていると、内蔵512GBだけでやりくりするのはかなり厳しいです。
でも外付けSSD側に素材を置いておけば、内蔵SSDの容量をあまり気にせず使えます。
しかも先ほどの通り転送速度もかなり速いので、外付けだからといって編集時にストレスを感じることも今のところありません。
感覚としては、
内蔵512GBと合わせて、約2.5TBを使えるようになった感覚です。
もちろん物理的には外付けなんですが、常時背面に付けているので、使っているとかなり内蔵ストレージに近い感覚です。
これが一番便利だなーと感じているところですね!
実際に使って感じたメリット
この構成にして一番良かったのは、やっぱりMacBook Proの容量が実質かなり増えた感覚で使えることです。
内蔵SSDは512GBですが、背面に2TBのSSDを常時付けているので、写真や動画を扱うときに容量をあまり気にしなくて済みます。
しかも、内蔵SSDを1TBや2TBへ高額カスタマイズせずに済んだのも大きいです。
もちろん外付けなので完全に同じではないですが、常時付けっぱなしにしているとかなり一体感があります。
そしてもうひとつ大きいのが、持ち運び。
何も付いていないMacBook Proの方が当然持ち運びやすいです(笑)
でも、SSDがUSB-Cケーブルでぶら下がっている状態と比べたら雲泥の差です。
背面にくっついてくれているだけでかなりスッキリしますし、リビングや寝室へ移動するときもそのまま持っていけます。
外付けSSDを使う前提なら、この構成はかなり相性が良いと思います!
気になるところもある
かなり気に入っている構成ですが、もちろん気になるところもあります。
まず、外付けSSD自体はそれなりに熱を持ちます。
ディスプレイ背面に常時付けているので、熱の影響は少し気になるところです。
ただ、SSDとMacBook Proの間にはMagSafe対応パッドも入っていますし、今のところ特に問題は出ていません。
このあたりは長期間使ってみないと分からない部分もあるので、今後も様子を見ていこうと思っています。
あと、MagSafe対応パッドとSSDの磁力はかなりしっかりしていて、普通に使っていて外れそうになることはほぼありません。
強すぎず弱すぎず、ちょうど良い感じです。
ただ、持ち運んだり触ったりすると多少ズレることはあります。
ここが気になる人は気になるかもしれません。
一方で、MacBook Pro背面とMagSafe対応パッドの固定はかなり安定しています。
こちらは接着剤で貼りっぱなしにするタイプではなく、繰り返し使える粘着素材なので、位置を調整しやすいのも良いところです。
全体としては多少気になる点はあるものの、今のところメリットの方が圧倒的に大きいです!
まとめ|MacBook Pro 512GB+外付けSSDはかなりアリ!

MacBook Proを買うときは、どうしても「SSDを何GBにするか」で悩みます。
自分も最初は1TBや2TBを考えましたが、価格とのバランスを考えるとかなり悩ましいところでした。
しかも以前使っていたM1 Mac miniの1TBですら足りなかったので、内蔵SSDだけで全部解決しようとするとキリがありません。
そこで今回は512GBを選び、写真や動画の素材は2TBの外付けSSDに置く運用にしました。
最初はMacBookと一緒に持ち運ぶとSSDがぶら下がって邪魔になるのが気になっていましたが、MagSafe対応SSDを背面に付ける形にしたことでかなりスッキリ。
さらにL字型の薄型USB-C延長ケーブルを使えば画面の開閉にも干渉せず、今のところかなり快適に使えています!
転送速度も十分速く、Z8やD850のRAW現像、4K動画編集でもストレスはほとんどありません。
もちろん、何も付いていないMacBook Proの方が持ち運びやすいですし、SSDの発熱や多少のズレなど気になるところもあります。
それでも、
「内蔵SSDを高額カスタマイズせずに、容量を大きく増やしたい」
という人にはかなり面白い選択肢だと思います。
少なくとも自分は、512GBモデルを選んでこの構成にしてかなり満足しています!
今後も長く使ってみて、発熱や耐久性など気になる変化があれば追記していこうと思います。
